ベンツとトヨタの違い

ベンツのロゴ

メルセデスベンツは1886年にドイツ人のカール・ベンツによって創設された自動車メーカーで、多くの自動車メーカーにとって目標となってきた会社です。
それは世界第一位の販売台数を達成したトヨタにとっても同じです。
ちなみに、トヨタが創設されたのは1937年のことで、50年近くの開きがあります。
この50年の差を埋めるために、トヨタは努力してきたと言っても良いのかもしれません。
クルマを乗り比べてみると、形は似ていても乗り味が違うのは、このような歴史に裏付けされたクルマ作りに対する考え方の違いが大きいのでしょう。

高級車の代名詞とも言える高品質なクルマ作りがメルセデスベンツの特徴ですが、トヨタがメルセデスベンツをめざし、それを超えるクルマを作ろうとして立ち上げたのがレクサスだと言えるかもしれません。
トヨタにはクラウンがありますが、トヨタブランドではなく、まったく新しい価値観をもった新ブランドの創設が必要だったのでしょう。
レクサスは確かに世界的に高く評価され、トヨタとは一味も二味も違うクルマになっています。
ただ、レクサスがベンツとの50年の歴史の差を埋めることになったかどうかは、ユーザーが決めることなのかもしれませんね。


エスペリア ダウンサス


メルセデスベンツのブランドイメージ

外車というとメルセデスベンツを真っ先を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
車に疎い方でも名前を知っているほど有名な車ですが、そんな有名なメルセデスベンツに対するブランドイメージというのは様々です。
どういったイメージを持たれている車なのかと言いますと、まずはやはり高級車である事です。
外車は基本的に価格が高い事が多いですが、中でもメルセデスベンツは高価格の車となっていますので、所謂お金持ちの車として知られています。
ただ、中古車も沢山出回っていますし、案外中古車ですと価格も安いという事もあり、一般的な勤め人でも愛車として利用している事があります。
他にもブランドに対するイメージとして、エンブレムに関しての内容も挙げられます。
メルセデスベンツと言えば三方向にのびた特徴的なエンブレムを連想される方も多い事でしょう。
エンブレムの印象が強い為に一目でメルセデスベンツと判断する事ができるほど特徴がありますが、因みにあのエンブレムというのは陸海空を表していると言われています。
陸海空それぞれの頂点に立つという意味合いがあるとされており、それゆえにあの特徴的なエンブレムになっていますし、ベンツと聞くとエンブレムを思い浮かべる方も多い事でしょう。