クラス分けの遍歴

ベンツのCクラス

一昔前までのベンツは一番大きいSがあり中くらいのミディアムのほかにオープンといわれるSLが用意されていました。これにリーズナブルなミディアムより下のコンパクトな190Eが追加されました。
豪華なコンパクトカーのコンセプトで人気を得ていました。
これらのいわばグレードをS・E・C・と位置づけオープンはSLとして呼ぶようになりました。スペシャルを意味するSクラスは、高級車の分類でエグゼクティブの持ち物として位置づけられEは燃料噴射式を意味しており当然ガソリン車であることを表しています。従来のミディアムクラスに当たる存在です。
Cは、190Eのモデルチェンジ時にコンパクト車として位置づけられます。以降メルセデスベンツはC・E・S・SLとしてクラス分けされることになりました。
このほかにクーペとしてジャンルを分けSのクーペをCL、EのクーペをCLKとして追加しました。
この後メルセデスベンツはトヨタレクサスの台頭により高級車市場を圧迫されCのさらに下のAのグレードを設け車種の充実を図ります。
そのほかSUVにGとは別にMLを設け商用のミニバンにVを設定します。この上にMLベースのRを設けています。
そして、EU向けにRのコンパクト版としてBを追加しました。