日本モデルと欧米モデル
車には同じ車種でも販売されている国によって内容が異なるのが普通です。国によって法律が違うためそれに合わせて専用モデルとなっているのです。
基本的な構造やラインナップは同じですが、ウインカーやテールランプなどの補機類は国によって異なりますので、見た目からも最も違いが出てくる部分と言えます。
メルセデスベンツでも販売戦略によって日本モデルのラインナップと欧米モデルのランナップは変えていますので、同じ車種が購入できないケースもあります。メルセデスベンツのラインナップは多数ありますが、日本モデルとして販売されているのはその中の一部の車種と一部のグレードでしかないのです。ですから国によって販売されている車種やグレーが異なっているため、欧米でしか購入できない車種もあるのです。
国内と欧米ではマーケットの規模が違いますので、販売できる車種の数が変わるのは自然な流れと言えます。
本国で売られているメルセデスベンツには、低価格の廉価モデルも存在しますが、日本モデルとして導入されているのは売れ筋のハイグレードモデルとなります。補機類が違ったり燃料の違いによって出力が変わることもありますが、国によって販売されている車種やグレードが違うのです。